「人狼」ゲームは、味方になりすましたウソつきを会話で見つけ出す10名前後から楽しめるパーティーゲームです。
プレイヤーは、全員とある村の住人として振る舞いますが、その中の何名かは人狼役で、村人に化けて村を滅ぼそうとしています。
村人たちは毎日、発言や仕草を頼りに見分けのつかない人狼を探し、多数決でもっとも疑わしい 1名を人狼とみなして処刑します。一方、人狼たちは人知れず毎晩誰か1名を選び餌食にしていきます。
こうして昼と夜が繰り返されて犠牲者が増える中、人狼をすべて処刑できたら人間の勝利。それよりも早く人間を減らし、生存者の半数を人狼で占めたら人狼の勝利。
人狼や人間の他にも、夜に人狼を見つけることができる予言者や、昼間に処刑した相手が人狼だったか分かる霊媒師など数多くの役割があり、これらはプレイ開始前に配られたカードによって決まります。
そのため、同じメンバーで遊んでも毎回異なる展開を楽しめます。
人狼は巧みなウソで、人間は的確な推理で、会話を通じて仲間を説得し相手を追い詰めていくのが「人狼」ゲームの醍醐味です。
役割 | 人数 | 勝利条件 | 判定 | 能力 |
---|---|---|---|---|
人間 | 6名 | 人狼をすべて処刑する | 人狼ではない | 特別な能力はありません。ウソをつかず、正直な言葉で人狼を探しましょう。 |
予言者 | 1名 | あらかじめ人狼ではない者をひとり知っています。毎夜、生存者をひとり選び、その正体が人狼かどうか判定できます。 | ||
霊媒師 | 1名 | 毎夜、直前に処刑された者の正体が人狼だったかどうか判定できます。 | ||
狩人 | 1名 | 毎夜、生存者をひとり選び、人狼の襲撃から守ります。ただし、自分自身と昨日守った相手は守れません。 | ||
狂陣 | 1名 | 生存者の半数を人狼で占める | 特別な能力はありませんが、ウソをついて人狼に味方できます。ただし、狂陣と人狼はお互いの正体を知りません。 | |
人狼 | 3名 | 人狼 | ウソで自分の正体を偽ります。誰が味方の人狼かを知っていて、毎夜、誰かひとりを(こっそり相談して)襲撃します。 |
13名のプレイヤーはプレイ直前にシャッフルしたカードを引いて自分の役割を決定します。自分以外の役割は原則として分かりませんが、6種類の役割が何名ずついるのかは知っています。
自分の役割はプレイ中に告白できますが、引いたカードはプレイ終了まで決して見せてはいけません。
いわゆる「人狼」ゲームは、昼と夜を繰り返して進行します。
役割カードを全員(13人)にランダムで配ります。カードに記された“人間”“人狼”などの役割を、その人が演じます。
生存者の中に潜む人狼が誰なのか全員で推理します。制限時間を過ぎたら多数決で誰かひとりを選び、その人物を処刑します。
全員が目をつぶった後、ゲームマスターのサポートで人狼・予言者・霊媒師・狩人が順番に目を開いて能力を使い、再び目を閉じます。能力を用いた結果は、本人しか知りません。
人狼が全滅したら、人間・予言者・霊媒師・狩人の勝利。
生存者の半数が人狼になれば、人狼・狂陣の勝利。