7th Castle presents.
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人狼とは

キャラクターと役割:
自分以外の役割:
グループ:
勝利条件:
昼の部:
夜の部:
翌朝:

いわゆる「人狼」ゲームとは:

いわゆる「人狼」ゲームは、与えられた役割を演じながら言葉巧みに心理戦を繰り広げるパーティーゲームです。もともとはヨーロッパで発祥したゲームですが、人づてに広まってきたためか、基本的なルールをもとにさまざまなバリエーションが考案されています。

もし、本公演を通じて「人狼」ゲームに興味がわきましたら、お友だちと楽しんだり、“プレイイベント”に参加したりと、ぜひプレイしてみてください。観るのとは違った別の楽しさを、必ず体験できるはずです!

※『人狼 ザ・ライブプレイングシアター』では観る人も楽しめるルールとして、このページで紹介するルールを採用しています。(よりよい舞台とするため、変更される場合があります)

※いわゆる「人狼」ゲームのルールをご存じなくても、『人狼 ザ・ライブプレイングシアター』は十分にお楽しみいただけます。

◆上演(プレイ)の準備

キャラクターと役割:

『人狼 ザ・ライブプレイグシアター』には、“神父・クリス”、“シスター・エスター”など12人のキャラクターが登場します。彼らのうち、誰が「人狼」なのか、あらかじめ決まっていません。
ステージの上演前、「村人」「人狼」などと書かれたカードをスタッフが各役者に引いてもらい、そのステージでの《役割》が決定します。
シャッフルされたカードを引くため、誰がどの《役割》を引いたかは一部のスタッフと本人しか知りません。12枚のカードの内訳は、「村人」が5枚、「人狼」が3枚、「予言者」「霊媒師」「狩人」「狂人」がそれぞれ1枚ずつです。

自分以外の役割:

各キャラクターは、上演まで自分の《役割》を誰にも教えてはいけません。そのため各キャラクターは自分以外の役割を知りません。ただし、上演前から他者の《役割》を知っている《役割》もあります。

【村人・霊媒師・狩人・狂人から見た他者】









「村人」「霊媒師」「狩人」「狂人」は、自分以外の誰が何の《役割》を担っているのかまったく知りません。

【予言者から見た他者】


「予言者」は自分の《役割》のほか、5人の「村人」のうち1名が誰かをあらかじめ知っています。以外の誰が何の《役割》を担っているのかまったく知りません。

【人狼から見た他者】


「人狼」は、自分をふくめた3人の「人狼」が誰かをあらかじめ知っています。

※このような秘密の情報は、スタッフのルール進行係(ゲームマスター)が伝達します。

グループ:

キャラクターたちは《役割》によって、2つのグループに分かれます。

【村人グループ】


「村人」「予言者」「霊媒師」「狩人」は、村人グループ。村から「人狼」が排除されることを望んでいる人間たちです。

【人狼グループ】


「人狼」「狂人」は、人狼グループ。村の人間をすべて喰べてしまおうとたくらむ魔物、あるいは人狼の勝利を望む者たちです。

勝利条件:

勝敗は、どちらかのグループが勝利条件を満たした時に決定します。グループ単位で勝敗を競うため、途中で死んでしまったキャラクターも自分のグループが勝利すれば、勝利者に含まれます。

【村人グループの勝利条件】


「人狼」の生存者をゼロにした時、村人グループが勝利します。(「狂人」が生き残っていても構いません。)

【人狼グループの勝利条件】


生存者の半数以上が「人狼」になった時(6人以下の生存者に「人狼」が3人含まれる時、4人以下の生存者に「人狼」が2人含まれる時、2人の生存者に「人狼」が1人含まれる時)に、人狼グループが勝利します。 (「狂人」は「人狼」の生き残りに数えません。)

◆上演(プレイ)中のルール

物語は、昼の部と夜の部を交互に繰り返して進展します。

昼の部:

生き残っているキャラクターは広間に集い、自分の意見を述べ相手の意見を聴き、誰が「人狼」なのかを探ります。人狼グループのキャラクターも、この会議に参加してウソの情報を流せます。自分の《役割》を公表してもいいですし、《役割》を偽り推理を混乱させても構いません。

一定時間が過ぎたら投票をおこない、得票の多い者が処刑され舞台から去ります。投票は各人が順番に、処刑したい者1人を指名します。

※死んだキャラクターは、その後も登場するかもしれません。

夜の部:

生き残っている全員が目をつむったあと、ルール進行係の指示に従い「霊媒師」「予言者」「狩人」「人狼」が順番に目を開け、それぞれ行動します。

※夜の部の出来事は客席からは見えません。そのかわり舞台と客席の間でなにかが起きるかも。

【霊媒師】


「霊媒師」は、昼の部で死んだ者が「人狼」だったか、そうでなかったかを知ります。

【予言者】


「予言者」は生き残っている者のうち1人を指名し、そのキャラクターが「人狼」かそうでないかを知ります。

※「狂人」は「人狼」とはみなしません。

【狩人】


「狩人」は生き残っている者のうち1人を指名し、守護します。もし、守護された者がこの夜の部で「人狼」に襲撃された場合、その襲撃を失敗させます。自分自身は守護できません。

【人狼】


「人狼」は生き残っている「人狼」の合意(ジェスチャー・アイコンタクト)で1人を指名し、襲撃します。襲撃された者は死亡し、舞台から去ります。

翌朝:

生き残ってる者が目を開けると、昨夜襲撃された者がいなくなっています。
「予言者」と「霊媒師」は、昨夜知り得た情報を明かしてもいいですし、まだ秘密にしていても構いません。誰を信じ、誰を疑うかも、それぞれの自由です。

※村人グループと人狼グループ、どちらかが勝利するまで昼の部と夜の部を繰り返します。

photo by chantrybee